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2Pacのドキュメンタリーが2作同時に字幕版DVD化
 これまでRockなどのライヴやドキュメンタリー映像を日本国内盤DVDで取り扱ってきたデジタルサイト社が、11月12日に2PacのドキュメンタリーDVD2本を同時発売した。
 この作品は、関係者の証言をもとに構成された2Pac関連のドキュメンタリー・ビデオを制作してきたXenon Picturesが発売した4本のうちの2本を日本語字幕版化したものである。
 “Tupacの友人と名乗る男達”の回顧録である『Thug Immortal』が8月に別会社から日本語字幕版DVDで発売され、Death Row Recordsの実像に迫った『Welcome To Death Row』がシブヤ・シネマ・ソサエティで9月にレイトショー公開された事は記憶に新しいはずだ。これらもXenon Picturesが制作したドキュメンタリー作品である。
 今回デジタルサイト社が日本語字幕版DVDで発売した『Tupac Shakur: Before I Wake』『Tupac Shakur: VS.』の2本は、70年代のBlack Movieや、HipHop、Reggae等のArtistを中心としたブラックカルチャーの音楽や映像作品を紹介していくプロジェクトの一環となるようだ。
 2Pac晩年期のボディガード=Frank Alexanderが96年の襲撃事件を語る『Tupac Shakur: Before I Wake』は、捜査担当警官や関係者の証言も交えつつ、事件当日に起こった出来事を中心に綴っていく内容のため“2Pac関係者も含め、あらゆる事に耳を傾けておきたい”少々マニアックなファン向けの作品かもしれない。
 一方の『Tupac Shakur: VS.』では、Death Row移籍前に獄中で行われた95年の2Pacインタビューを字幕でしっかり堪能できる点が嬉しい。THUG LIFEの意味、ブラックパンサーの影響、母=Afeniへの思い、Ghettoでの生活、Black Jesus、同胞達への愛、そして未来への希望を長時間に渡って語り尽くしている注目の独白だ。
 いずれにしても、今まで字幕無しに映像だけをツラツラと眺めているしかなかったドキュメンタリーを隅々まで掌握できるのは有り難い。

 『Tupac Shakur: Before I Wake』に関しては、ファンがどうしても期待してしまうような2Pac自身の映像が殆ど観られないので、きっとそういうモノを望む人には満足できる作品とはいえないだろう。
 しかし、そういう表層的な目に見える華やかな映像だけを浴びるだけでは、“一体どうして自分は、他のArtistとは格別の思いを2Pacに感じているのか”を考えてみるきっかけにはならないだろう。
 言うなれば『Tupac Shakur: Before I Wake』は、当時ボディガードとして常に側に寄り添っていたFrank Alexanderが“目の当たりにしてしまった痛恨のあの日”を自らの中でどう区切りをつけるか…そんなパーソナルな視点からもみたドキュメンタリーなのだ。
 最後に彼は2Pacの母=Afeniと再会し「貴方のせいじゃない、これが運命だったのよ」という言葉をかけてもらえたことにより、ようやく救われ…後悔と自責の念から開放されるに至った。そんな彼自身のドキュメンタリーともいえるだろう。たわいもない思い出話をただ漠然と語られるような作品とは、そこが一線を画している。
 2Pac(およびBiggie)の殺害事件の背後に迫ったドキュメンタリー作品としては、既に日本語字幕版DVDで発売されている『ビギー&トゥパック』があり、ご覧になったファンも多いと思われるが…カメラを担いだ監督自らが背後に潜むモノだけに向かって突撃していく面が強すぎて、実際前後に何が起きたのかをあまり描写できていなかった。そういった部分を、実際に最も傍らに居た人物の口から聞き出せる作品としても『Tupac Shakur: Before I Wake』の価値はある。
 
 一方の『Tupac Shakur: VS.』は、95年の獄中で2Pac自らが語った様々な考えを、『トゥパック レザレクション』を補完するかたちで、あらためて噛みしめることの出来る貴重なインタビューが必見だろう。
 ステージ映像やプロモーション・ビデオ撮影時のバックショットも挟みつつ、『Holler if You Hear Me: Searching for Tupac Shakur』の著者=Michael Eric Dysonや元マネージャー=Leila Steinbergのコメントを中心に時代背景も絡めた構成で練り込まれている点も評価できる。
 2Pac本人から実際に取ることの出来たコメントを絡めた[TUPAC評伝]を読んだような気持ちに
なることのできるドキュメンタリー…それが『Tupac Shakur: VS.』の印象だ。
 『Tupac Shakur: Before I Wake』に比べれば2Pacの映像も多いことから、ライトなファンにも親しみ易いかもしれない。

 今回2本の2Pacドキュメンタリー作品を日本語字幕版DVD化したデジタルサイト社は、米国Image EntertainmentとDVDタイトルの日本独占販売も契約しており、来年の1月28日には『Tupac Shakur: Thug Angel -The Life Of An Outlaw』を発売する。
 そう、あのProducer=QD3が制作総指揮した“知られざる2Pacの素顔”に迫るドキュメンタリーがいよいよ待望の日本語字幕化実現となるのだ。
(2004/11/13)
author : PPG "Paw Pads" | 2Pac aka Makaveli Topic | comments(0) | trackbacks(0) |
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